【あからぼLINE講座Vol.4】寝かしつけ、何のためにしてるの?
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2022.11.2
投稿者:赤ちゃんの眠り研究所事務局
こんにちは。赤ちゃんの眠り研究所の清水です。
前回のLINE講座の最後に聞いた、「みなさんは、なぜ赤ちゃんに『寝かしつけ』をしていますか?」という質問。
考えていただけましたでしょうか?
赤ちゃんが寝てくれるように? 何となく? 考えたこともなかった・・・
勝手に寝てくれたらいいのに・・・ と、いろんなことが頭を浮かんだかと思います。
動物にとっての「眠り」とは?
寝かしつけが赤ちゃんにどのような意味を持っているのか、を考えるにあたり、動物たちの睡眠について、考えを巡らせてみたいと思います。
そもそも、動物にとって「寝る」ということは、命の危険と隣り合わせの行為です。
非常に無防備な状態となるため、安心できる環境でないと、眠ることはできません。
それは、やはり人間も同じなんです。
なので、赤ちゃんに寝てもらうためには、「安心感」を演出するのが、ママやパパの役目になってくるのです。
寝かしつけの意味って?
寝かしつけは、赤ちゃんに、「安心して寝ていいよ」というメッセージを送るために、している行動・合図ということです。
今、みなさんは、どんな寝かしつけをしてますか?
- 抱っこでユラユラ?
- おっぱい?
- 添い乳?
- 子守唄?
- バランスボール?
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いろいろあると思います。
ちなみにうちは、ひとり寝で、寝かしつけしてない・・・安心できるように何か寝かしつけをした方がいいのかな? と思った方もいるかもしれませんが、大丈夫ですよ。
赤ちゃんの「安心感」はどこから感じてる?
それは、「毎日同じ」という習慣からです。
特定の寝かしつけをしている場合も、ひとり寝の場合も、寝る前の一連の生活の流れや、寝る部屋の明るさ、お布団の場所なども含めて、毎日同じ習慣がつくられていることで「安心感」は伝わっています。
夕方から眠りにつくまでの習慣全体が、寝かしつけと言えるかもしれません。
また、「○○じゃないと寝てくれない」という悩みはよく耳にしますが、その○○が安心して寝ていいよの合図にしっかりとなっていると考えると、素敵な時間なのかもしれません。
寝かしつけで気を付けたいのが、「泣きやんでくれないから・・・と、寝かしつけをコロコロ変えてしまう」こと。
コロコロ変わると、もしかしたら赤ちゃんは何を「安心」の合図として寝たらいいのか、困っているかもしれません。
泣いている、いないに関係なく、同じ流れで寝かしつけを続ける方が、合図を教えることにつながり、結局は早く寝てくれることも多いでしょう。
寝かしつけは、安心して寝ていいんだよという赤ちゃんへの合図。
これを覚えておいてくださいね。
では次回は、寝かしつけは変えられる?という話をお届けします。
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- 赤ちゃんの眠り研究所事務局