【あからぼLINE講座Vol.1】ねんトレって絶対やらないといけないの?
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2022.11.2
投稿者:赤ちゃんの眠り研究所事務局
こんにちは。NPO法人赤ちゃんの眠り研究所(愛称:あからぼ)の代表理事の清水悦子です。
「毎日、夜が来るのが怖い・・・」
「寝不足が続いて、赤ちゃんがかわいいと思えない」
「いつ起きるかとビクビクしながら生活している」
赤ちゃんの眠りにそんなマイナスイメージを持っているママやパパも多いのではないでしょうか。
私たちは、「乳幼児睡眠の専門知識」と「心に寄り添うサポート」で、赤ちゃんの眠りに悩む家庭に「安心」を届けることを使命に活動しているNPO法人です。
あからぼLINEねんね講座では、その「安心」の1つにもなる“夜泣き対策についての基本的知識や考え方”について、なるべく平易な言葉でお伝えしていきます。
ほんの少しの眠りの知識で、これまで見えていた赤ちゃんの眠りのとらえ方が変わるかもしれません。
とらえ方が変わると、それだけで悩みが楽になることがあります。
このLINEねんね講座が、ほんの少しでも、ママやパパの育児が楽になるお手伝いができれば嬉しいです。
では、始めていきましょう。
ねんトレって何?
最近本当によく聞くようになった『ねんねトレーニング』(略して、ねんトレ)。
私たちの行っているねんね講座でも、絶対やらないといけないの?という質問をよくいただくようになりました。
この質問にお答えする前に、「ねんトレ」とは何かを確認していきましょう!
ママたちから話を聞いていると、「ひとり部屋で寝かせること」を「ねんトレ」と言っていたり、「寝かしつけを変えること」を「ねんトレ」と言っていたり・・・
ちまたでは、いろんな「ねんトレ」があるようです。
共通の定義があるわけではないので、まずは、あからぼが考えているねんトレをご紹介します。
赤ちゃんの睡眠の特徴を理解し、発達に添った「生活リズムの改善」により睡眠の質を高め、親子ともに健全な睡眠がとれることを目指します。
夜間の親への過度な要求がある場合は、寝かしつけや夜間対応の改善を行い、赤ちゃんが自分の力で眠りにつけるようサポートします。
また、あからぼでは「ねんトレ」の目標を「夜に一度も起きずに寝つづけること」としていません。それは赤ちゃんの眠りの性質に反するからです。
この点は、後日のLINE講座でお伝えしていきますね。
私たちは上の2つの働きかけで、赤ちゃんの睡眠生理や睡眠発達に見合った健やかな眠りを目指すことを、「ねんトレ」と表現しています。
ねんトレって、絶対やらないといけないの?
あからぼの定義から考えると、「01眠りやすい生活環境を整える練習」は、眠りの問題があるなしに関わらず、皆さんに実践してほしい内容です。
「02眠る力を育てる練習」は、今の寝かしつけや夜泣きが大変で、困っているご家庭に、こんな方法もあるよとお伝えしたいと考えています。
次回は、「眠りやすい生活環境を整える練習」で一番大切な、生活リズムの整え方についてお伝えしていきます。
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- 赤ちゃんの眠り研究所事務局