講座・お知らせ

ネムハグとは

お知らせ

2023.12.27

投稿者:赤ちゃんの眠り研究所事務局

赤ちゃんの眠り研究所 管理者

ネムハグとは、赤ちゃんの安心安全で健やかな眠りをはぐくむこと。

そのためには、産前から子育て期にかけて、睡眠環境や生活習慣を整えていくことが大切です。

『ネムハグ』には、すべての赤ちゃんが温かで幸せな夜を過ごせるよう、社会全体で眠りををギュッとHugするように大切にしていこうという想いが込められています。

 

みんなでネムハグ

 

合言葉は、「 みんなでネムハグ 」

赤ちゃんの眠りについての知識の普及やサポート、相談支援を受けることは、育児負担や育児ストレスの大きな軽減になり、産後うつや虐待の予防につながることが期待されています。

 

育児期の3大悩みと言われる、「母乳」「睡眠」「離乳食」

 

このうち「睡眠」は、親のメンタル不調に強く影響するにも関わらず、自治体等が実施する母親学級や両親学級の内容にほとんど含まれていないのが現状です。

 

    • 過去に夜泣きや寝つきの悪さ等で深刻に悩んだ経験のある先輩ママ・パパ
    • 今現在、悩みの真っただ中にいて、眠りの支援が広がってほしいと願っているママ・パパ
    • 乳幼児や子育て家庭にとって睡眠がいかに大切かを痛感している支援者の皆さま ……

 

「みんなでネムハグ」を合言葉に、子どもが生まれる前から当たり前に赤ちゃんの眠りについて学ぶ機会がある社会を一緒に実現しませんか?

 

学ぶ機会の一つとして、どこでも誰にでも無料で配布していただける資料「赤ちゃんが安心して眠るためのネムハグ6か条」を用意しました。(著作権は赤ちゃんの眠り研究所に帰属しますが、商用利用でなければ当方へのご連絡不要で自由に配布していただけます)

 

    • SNSで「#みんなでネムハグ」と共にPDFを投稿する
    • 通っている子育て支援センター等に印刷して持参する
    • 乳児健診の際に保健センターで配布していただく  などなど……

 

温かい安心感の中で眠ることのでき、寝かしつけの時間に幸せを感じられる親子が増えることを願って、皆さまのご協力よろしくお願いします♪

 

 

≪ 小児科・子育て支援センターの皆さまへ ≫

 

● 資料「赤ちゃんが安心して眠るためのネムハグ6か条」PDFをご自由にダウンロードして配布していただけます☆

 是非ご活用ください♪

  ⇒ ネムハグ6か条カラー版 / ネムハグ6か条モノクロ版

 

   

 

㊗ 北摂総合病院小児科外来にネムハグ6か条を置いていただいています♪

(左から)あからぼ理事・植田  :  北摂総合病院小児科・八上医師

 

小児科専門誌「小児内科2024年8月号」に、代表理事・清水のコラム『「寝ない」は親からのSOS』が掲載され、そちらでもネムハグ6か条のチラシを紹介しています☆

 

 

≪ 産科・助産院の皆さまへ ≫

 

● 月齢の低いお子さま向けの冊子「赤ちゃんの眠りの育てかた」を作成しました。

  現在、無料配布キャンペーンを実施中です!

⇒ ネムハグ小冊子を1万人に届けようプロジェクト をご確認ください☆

 

 

 

●『赤ちゃんにも家族にも優しい♪ ネムハグ安眠講座』の講師依頼はこちら

(あからぼ認定・乳幼児睡眠アドバイザーが担当させていただきます)

 

なぜ 「 脱ネントレ 」?

赤ちゃんの眠りの特徴を知ることで、赤ちゃん自身も安心でき、かつ親にとってできるだけ負担が少なくなるように対処していこうというのが、あからぼの考える子育て家庭の眠りのかたちです。

 

 

 

赤ちゃんの夜泣きなどの睡眠問題改善のための行動療法は、「ねんねトレーニング(ネントレ/sleep training)」と言われ、欧米では赤ちゃんを一人で寝かせ、夜に泣いても対応せず、自分自身で落ち着くことを学ばせるための様々な方法が提案・実施されています。

このような欧米式のネントレは、睡眠問題の改善のためのごく一部の方法でしかありません。

 

大切なのは、「一人寝」か「添い寝」かではなく、赤ちゃんにとって安心して眠れる環境や習慣を用意してあげること。

 

これまで私たちは、「あからぼの考えるネントレとは」ということで、このような赤ちゃんの安心感を生むための睡眠衛生指導を主体とした睡眠問題の改善方法を提唱してきましたが、「ネントレ」という言葉の持つ厳しい一人寝のイメージを覆すことは難しい状況でした。

 

そこで、まったく別の 『ネムハグ』 という言葉をつくりました!

 

眠りを大切に”Hug(抱きしめる)”して、”育(はぐく)む”

『ネムハグ』 すごく素敵な響きですよね♪

 

この考え方が、子育て家庭に広く浸透し、寝かしつけの時間を楽しみにする親子の笑顔が増えていくことを、私たちは心から願っています。

 

 

子育て家庭の「眠りたい!」を守れる社会へ

 

日本は世界で最も睡眠時間の短い国の1つです。

驚くべきことに、この状況は赤ちゃんやその親たちも同様です。

 

その負の影響は夜泣きや寝ぐずりなどの睡眠問題だけではなく、親の育児ストレスの増加や産後うつ、虐待など、多岐にわたると考えられています。

 

また、子どもの生活リズムを整え、十分な睡眠時間を確保するためには、親が早く帰宅できる環境である必要があります。

それは子育て家庭の努力だけではどうにもなりません。

 

睡眠はすべての人にとって大切です。

日本社会全体で、日々の睡眠時間を十分に確保できる制度や法律、意識の変革を進めていかなければなりません。

 

「 みんなが眠りを大切にし、イキイキとした笑顔が輝く社会 」

 

これは、あからぼが設立当初から掲げてきたビジョン(目指す社会像)です。

社会全体が睡眠の大切さに気づき、赤ちゃんだけではなくすべての人が健康で、それぞれのもつ魅力を存分に発揮できる。

 

そんな世の中を目指し、私たちは『ネムハグ』活動を推進していきます。

 

 

※ 子育て支援センターや産科・小児科等で自由に配布していただける「ネムハグ6か条」♪ ぜひご活用ください。

   

 

赤ちゃんの眠り研究所 管理者
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赤ちゃんの眠り研究所事務局